地価LOOKレポート(H23年第2四半期)
本日、国土交通省から「主要都市の高度利用地地価動向報告(地価LOOKレポート)」が発表されました。
当調査は、地価動向を先行的に表しやすい高度利用地の地価動向を把握するもので、
四半期ごとに集計・公表されています。
前期においては、震災直後の縮小・混乱した不動産市場であったことから、
今期においては若干の落ち着きを取り戻した傾向が伺えます。
名古屋地区の地価動向の概要は以下のとおりです。
【商業地】
名駅前:横這い
太閤口:横ばい
名駅北:若干の下落
栄北 :若干の下落
栄南 :若干の下落
丸の内:若干の下落
伏見 :若干の下落
久屋大通駅周辺:若干の下落
池下 :横這い
今池 :横這い
金山 :横這い
上記を概観すると、栄・伏見エリアが全体的に若干の下落傾向で推移しているほかは、
概ね横這いで推移している動向が伺えました。
名駅エリアについては、供給量の少なさから、取引自体が少ないため、
潜在的な需要が根強く地価の底を支えている傾向にある一方で、
栄エリアについては、幹線道路背後地における商業ビルの売り物件が多いものの、
成約に至らない状況にある模様です。
また、震災による需要者心理の変化により、耐震性能の劣る商業ビルの
取引利回りは上昇(価格は下落)しているとの見方もあるようです。
さらに、周辺商業地(池下・今池等)については、賃料水準が底根に到達していることなどから、
賃料収入が安定的に見込まれ、地価動向としても横這いという判断となっているようです。
【住宅地】
大曽根:横這い
覚王山:横這い
御器所:横這い
住宅地に関しては、震災直後の4月に様子見の状況が見られましたが、
5月以降については、投資マインドも改善され、震災の影響は軽微であるようです。
また、マンション分譲も比較的堅調に推移しており、成約率も高い水準で推移している模様です。
ただし、今後池下?星ヶ丘駅周辺において多くのマンションが分譲予定となっているため、
分譲価格は僅かながらに下落している傾向にある。
賃貸マンションについても小規模な物件(総額約3億円以下)については投資家の需要が
認められるが、供給量が少なく成約は少ない状況にある模様です。
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